静岡県磐田郡竜洋町 3/3

2日目がやってきた。
2日目の朝は、昨日疲れているからといって遅く起きるわけにもいかない。
今日は早速帰る・・・はずだったのだが、実は昨日、佐久間ダムを過ぎた辺りで
既に2日目~3日目を使って帰ることを諦めていたのだ。
無論、安易な考えではない。
体力的、精神的、時間的に不可能だと思い、考えに考えた末の結果だ。
特にアシスタントのほうは、3日目の次の日、つまり8月12日に、
学校のクラスでまとまって教育目的でどこかへ行く予定があるらしい。
チャリ旅行で疲れた後に行くのはどう考えても無理だ。
往復する夢が叶えられなかったのが非常に残念である。
というわけで、帰りは自転車を宅急便で送り、自らは電車で帰る、という方法でいくことになった。
ところがこの宅急便、自転車1台送るだけでなんと7000円以上!!高すぎ!
しかたない。他に方法はないのだ。
帰るのは昼頃と決めたので、朝のうちにN家の長男(同い年)と共にチャリで海を見に行くことになった。
これは目標の一つである。
朝食を頂き、早目に支度をしてN家を出発。
竜洋町の平野は以前来た事があるので知っているが、とても平らなのだ。
田舎の山間部に見られるような起伏がなく、はっきり言って、こいでいる最中は面白くはなかった。
そのうえに昨日の影響で何か変な感じがする。
いつもこいでいるような感覚ではないのだ。
そうこうしている内に、7kmほどを走って海に到着した。
1年ぶりに見る海だ。
しかも初めて自分の力で来た海だ。
感動しないはずがない。
一頻り感動した後で、チャリをとめて砂浜へ向かう。

写真:砂浜1 写真:砂浜2

波打ち際までやってきた。
朝の海はすがすがしくていい。

写真:波1 写真:波2 写真:波3 写真:波4 写真:波5 写真:波6 写真:波7

海を十分に堪能した後、チャリのところへ戻り、風車の横を通る道を通って天竜川の河口へ向かう。
風車の迫力はすごかった。

写真:風車後方から 写真:風車真横から 写真:風車前方から1 写真:風車前方から2 写真:風車と灯台

天竜川の河口には間もなく到着した。
さすがに広い。

写真:天竜川河口
 写真:河口(海側)1 写真:河口(海側)2 写真:自転車道・チャリと風車 御前崎方面

写真:自転車道 天竜川上流方面 

河口付近に壁を下りるはしごがあったので、無理やり下りて、再び海(川?)へ行った。
要するに、川の水と海の水が混ざる付近に行ったのだ。
水を舐めてみたが、味がどうだったのかは忘れてしまった。

写真:混ざるところ 写真:混ざるところ2 写真:アシスタントHARA 

写真:河口の先
 写真:天竜川(対岸は浜松市)

この後だったかと思うが、用があるというN家の長男とその場で別れた。
あとはしばらく暇になる。
電車が発車する時刻は確か11:30頃。
そして現在時刻は8時過ぎ。
何をして過ごすわけにもいかず、何気にフラフラしていた。
30分ほどフラついた後、帰ることにした。勿論N家へ。

帰りはのんびりと行った。
急ぐ必要もない。
途中にヒマワリの畑を発見した。
中が迷路になっているらしい。
ゆっくりのんびりと進んでN家に帰宅した。
まだ9時半頃だ。
少しの休憩の後、荷物をまとめた。
使うはずだったシュラフが寂しい面影を見せている。
荷物をまとめ終わると、ついに何もすることがなくなった。
家にばかりいてはせっかくこの竜洋町に来た意味がないと思い、
残った力で外へ行くことにした。
N家のおばさんにコンビニの在り処を聞くと、近くにデイリーヤマザキがあるとのこと。
田舎にはないコンビニだ。
道順を教えてもらって、徒歩でそこへ向かう。
なんかいろいろ買って帰った。
帰りがけにケータイでとったムービーがある。

コンビニ帰り(amc形式/334KB)
*QuickTimePlayerでご覧頂くのがいいかと思います

台詞
管理人「あつい!」
アシスタント「あちぃ」

帰宅後は、しばらく時間をつぶした。

電車の時間が差し迫ってきたので、N家のおばさんに車を頼んだ。
隣町の豊田町の駅から乗る予定だ。
11時頃、N家を出発した。
途中で竜洋町に来た証拠を撮った。
合併で今はもう無き、竜洋町の標識だ。

写真:標識 写真:平野

駅に着き、おばさんともお礼を言って別れる。
駅は少し複雑だった。
飯田線の伊那八幡駅までの切符を買って、ホームへ行く。
しばらくすると電車が来た。
ほぼ満員だ。
さすが都会だ。田舎ではありえない。
天竜川を越える鉄橋に差し掛かる。
昨日通ったところだ。
天竜川は幅が広かった。
浜松の駅で乗り換える。
飯田線では考えられないほど駅と駅の間が遠い。
東海道本線でも5分掛かるところもある。
やがて豊橋に着いた。
飯田線のホームは少し遠かった。
そして急にローカルな雰囲気の飯田線に乗り込む。

(略)

佐久間駅までやってきた。
ここは佐久間町にある駅の一つで、昨日も通った駅だ。
佐久間ダムの先のところだ。
電車は速いもので、佐久間駅から大嵐駅(つり橋があったところ)までは20分ほどだった。
あれだけ昨日苦労したのがアホらしく思える。

(略)

午後5時頃になって伊那八幡に到着。
電車を下りて管理人宅のワゴンで帰宅することになっている。

その後、ワゴンがやってきて、二人とも無事に帰宅。
アシスタントは何事も無かったかのように2日後の行事へ行った。

人生最大の挑戦は終わった・・・。




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